6色インクジェットガーメントプリンターの色域戦略について考えてみました〜オレンジ・ブルー vs レッド・グリーン

理論上(データ上)はCMYKの4色でフルカラーが表現できているはずなのだが、現実にインクでプリントすると4色では足りない場合がある。足りない色域を拡大するために2色プラスしている。

今回は弊社で所有しているインクジェットガーメントプリンターの色域戦略についてです。

昨年の設備増強によってインクジェット部門が大幅に拡充されました。

昨年夏にkornit(コーニット)のStormHEXA(ストームヘキサ)。

昨年末〜今年初めにSROQ(エスローク)のroq hybrid(ロークハイブリッド)。

の2台が導入され稼働しています。

この2機種ともCMYKに2色をプラスした6色インクジェットガーメントプリンターです。

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インクジェットガーメントプリンターの前処理戦略について〜各メーカーが1番悩むところなのかな。。。

※「ガーメントプリンター」とはTシャツなどのアパレル製品へのプリントを目的とした製品。「テキスタイルプリンター」とは裁断前のロール上の生地へのプリントを目的としたもの(と私は解釈しています。。。)。このブログでは主にガーメントプリンターについての考察です。ただし、実際に使ったことがあるのは、現在松栄シルクで装備している機種、kornit(コーニット)とroq hybrid(ロークハイブリッド)だけなので、使ったことのない機種に関して憶測でモノを言っている部分があると思います。広い心で眺めていただけたらと思います。

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