Shoeisilk is your factory~未曾有の危機と運のいい話。

工場の現在(2020年4月9日)。

緊急事態宣言が発令された現在の工場の状況をご報告させていただきます。

職人、時間を限定して稼働しています。

もちろん、電車等の公共交通機関を使って通勤していた職人は自宅待機(もしくはテレワーク)となっています。

不幸中の幸いで、松栄シルクの工場では、公共交通機関を使わない、徒歩または自転車通勤者が大半です。プリント作業も1チーム2〜4人で、2m以内に密集しなくても作業が可能なので、渦中の東京都内に於いても所謂『3密』に抵触せずに作業が可能です。

これが可能なメンバーが集まっていることが幸運です。

工場の職人たちは、誰とも接触せずに出勤可能で、2m以上の距離を保って作業をしています。こんなメンバーが揃っていることが幸運と言わずしてなんと言いましょうか。

幸いにも、営業からの指示内容は全てオンライン化、PDF化ができています。自分が提唱し、尽力したことがこのような形で成果を得ようとは思いもよりませんでした。会社から具体的な評価を得られていかなったのですが、意外な形で成果を実感しています。

今この状況に於いて、プリント屋ができることは何か?

プリントすることです。

幸いにも上記のように他者との接触を避けながらもプリントが可能なので、

この東京都23区内でも、あなたがプリントしたいと思うことを具現化することができます。

「Tシャツはメディアだ」という話を聞いたことがあります。

それは絵であり、文字であり、色であり、平面でありながら立体であり、

その人が身につけることで完成するメディア。

それは時には、テレビ、新聞雑誌、Web以上に心を撃つことができる。

例えば、医療や行政最前線で戦う方々のユニフォームの一部に。

例えば、家にいることしかできない人々のための新次元の『部屋着』の一部に。

あなたの使命と想いとアイディアとデザインを、(感染リスクやウィルス拡散リスクが最小限で。)

具現化する技術と職人が、松栄シルクにはあります。

Tシャツがメディアであるとするなら、それはビジネスや、損得、打算を超えた使命があると言えるのかもしれません。

そんな使命を成さんとするあなたの、

松栄シルクは貴方の工場です。

PRINTMAN’S TRIAL~同じ場所に160回プリントした男。

 

「Tシャツプリントは、質感を持った立体物である。」

 

という言葉を体現した男がいました。

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