Windowsにするの?Macにするの?どっちなの?~CPU比較(2022年2月時点)~intelCPUを世代で選ぶ~WindowsでM1Mac以上を目指してみる〜資金をPCパワーに全振りするならWindowsなのか

Windows7がそろそろ限界のため、次期マシン選定をする必要がありました。そのリサーチの際にCPU性能を比較し、MacとWindowsを含めて考えた結果、2022年2月現在には私にとって丁度いいMacがなく、Core i7-12700KFのWindows10マシンに決めた話です。

PCの選定、MacかWindowsか悩んでいる方の参考になるかもしれません。
(使用感は書いておりません、別記事に書ければと思っています。)

お時間有りましたら続きをご覧いただけると嬉しいです。

条件
Adobe系が快適に動くこと。メインはIllustratorとPhotoshopだが、近年の動画コンテンツ需要も見越し、動画編集や加工ができるようにPremiere ProやAfter Effectsなどが快適に動いてくれるとなお嬉しい。

マシンレベルはどれくらいか妥当だろうか。Mac Proが10年以上使用できている(内部のアップグレードはしているけど)事例からも、一般的なモデルではない、業務用レベルが必要。しかし、何を持って業務用と言えるのだろうか。それは耐久性や安定性と使い勝手といった総合的な信頼性になるのだろうけど、数年前とは現在ではマシン性能の桁が違う。今の市場のマシン性能から自分達にあった性能と価格を改めて探す必要がある。上を見たらキリがないし、下を見ても進歩することはできない。

Appleか、それ以外か
インクジェットのプリント用データ作成は「最終的にPhotoshopデータであれば良い」ということにようやく気づき、それならばWindowsでもMacでも構わないではないかという考えに至る。アプリケーションもAdobeCCになってからはWindowsでもMacでもそれぞれOSに応じたものをダウンロードできるので、アプリケーションを買い換える必要もない。
それにM1、M1Pro、M1Max搭載のMacの評判が良く、とても惹かれまくっている。リサーチすればするほど、M1Macの素晴らしさが目に飛び込んでくる。AdobeもM1チップにネイティブ対応とか。。。

Macの場合はどれにする?
持ち運ばないのでノートにする意味はない。ということは、iMacかMac miniとなる(現在のMac Pro2019は高額すぎるので考えないことにする)。どちらもM1チップ搭載となっているが、「エントリークラス」という記述が気になってしまう。メモリもM1の場合16Gまでとなってしまい物足りなさを感じてしまう(M1はメモリの使い方が違うらしいので、今までの概念では測れないかもですが。。。)アプリケーションもM1チップに対応とはいえ、まだ日が浅くブラッシュアップされていないような印象も。。。仕事で使うのだからそこは堅実に行いきたいところ。。。(とはいえ、近年はアプリケーションのアップデートが繰り返されるため、どんな環境でもエラーとは無縁ではいられない)
それではまだ残存しているintelMacか。Mac miniでeGPUとか?iMac27インチか?でもこれ結構前のモデルですよね?それを今買うと損した気分になりませんか?iMac27インチを最高にカスタマイズ?でもメモリやストレージを盛るとかなりの価格に!!この価格では申請が通らない!!M1でメモリを32G以上積むにはM1Pro・MaxのMacBook Proしかない、、、M1Pro・Maxには独自の映像用のエンコーダーエンジンがあるって!?しかし、やっぱりメモリやストレージを盛るとかなりの価格に?!そもそも、持ち歩かないんだからノートの価値を殺すことになるでしょうよ!でも性能が良ければ?でも価格が!社内の申請が!むむむむ。。。。

条件に合うものが現時点でのAppleにはないのか。M1Pro・Maxを搭載したiMacやMac miniが今年中にリリースされる噂はあるが、待てるか?いや、私は今必要なのだ。。。しかし!

とりあえず深呼吸しろ

Windowsで探してみる
Macに丁度いいクラスのマシンないことがわかったので、Windowsで探してみる。そうかもうWindows11がリリースされているだ。しかし、これもM1チップ同様、まだ日が浅く、各アプリの対応が不安。。。Windows8の悪夢もちらりと頭をよぎる。ここは堅実にWindows10にする。(落ち着いたらアップデートすればいいか。。。)。

せっかくWindowsで持ち運びしないのだから、タワー型で余計な機能を付けないBTOパソコンにする。検索し始めるとその圧倒的な種類の多さに頭が追いつかない。Macの仕様で迷っていたことが微笑ましく思える。高額すぎるマシンは社内の申請が通るわけもないし、宝の持ち腐れになる。かといって、安い!お買い得!セール!的なマシンも不安。ああ!intelだけじゃなくAMD(アムド)もあるのだ!たしかに最近は「ryzenが凄い!」みたいなネット記事をよく見かける気がするし。。。AMDのほうがややお買い得?なにか違うのかな。。。?なんとなくの予算=性能がぼんやりとあるが、今の自分の知識では決められない。。。

このPC選定の迷路から抜け出すには、CPUの性能を一覧表にし、性能差を可視化して比べることが近道となりそうだ。

一覧表にまとめてみる
少々のリサーチの結果、「Adobe系はCPUのシングルスレッド性能を見て選ぶと良いのかも」という情報を信じてみる。そしてCPU比較サイトで該当のCPUのベンチマークのスコア調べる。(参考サイト:PassMark SoftWareCPUmonkyey)このとき、AMDのCPUはマルチコアで優秀だが、シングルコアのシングルスレッドではintelのほうが高性能ということがわかる。なので、AMDは候補から外し(AMDはゲーマーの方々に人気があると理解しました。)、intelとAppleM1のCPUをまとめて比べる表を作成。

参考サイトは常にユーザーから情報を集めていて、その平均値から算出しているらしい。なので現在は数字は変わっているかもしれません。データ件数が少ないCPUは数字の信用度が低い(使用ユーザーの個人的な環境によって数字は変わるので。)とされます。Mac Proなど使用ユーザーが少ないCPUがそうらしい。

CPU型番で比較
intel製CPUの型番の見方のおさらい。よく目にする「i7」とか「i5」とか、最近は「i9」とかの数字が大きいほうが新しいシリーズとなるが、実はその次に書いてある数字のほうが大事。そこの先頭の数字が「世代」を表している。世代が新しいほうが性能が高い。i9の古い世代よりi5の新しい世代のほうが高性能ということがある。なので、調べる際には型番まで含めて比べないとわかならない。

今使っているWindows7PCのCPUは「Core i7-4790」。4790ということは第4世代ということになる。2022年2月現在では最新は12世代。8世代差!となればやはりintelの12世代CPUからチョイスしたい。i9の12世代は高額になるので、手が出しやすく高性能な「Core i7-12700KF」にが良さそう。同じi7でも倍近く違うのね。ちなみに末尾の「K」は「デスクトップ用」を意味し、「F」はCPUにグラフィック出力機能が付いていないものの意味らしい(ディスプレイに出力する際は別途グラフィックボードが必須となる)。

Macを諦めるのが悔しいので、せめて、現在のMacたちよりシングルスレッドでは上の性能のものにしたかった。Core i7-12700KFなら上だ!!(あくまでも数字だけ。。。)

こうして一覧表にして比べるとわかるM1の優秀さよ!!!(まだ未練があるのかよ)ノーマルのM1でもProでもMaxでも、シングルスレッドでは同じくらいなのね。エントリークラス(最安)のMacBook Airに、錚々たる歴代Macを上回るシングルスレッド性能を持ったCPUが搭載されている。。。恐ろしや。

(ちなみに上記の表の一番上のMacBookPro 13inch,Mid 2012は私の私物。以前当ブログでも紹介したもの。CPUは、Intel Core i7-3520M。同じi7でも全然違う!!たまにみる「推奨スペックi7以上」みたいなものは世代まで書いておいてほしいですね。中古PCとか買う人はこの「core-i某 搭載!!」みたいな文句には気をつけたほうがいいのかも。。。)

最終的に決めたのは
さて話をWindowsに戻しまして、最終的にCPUはCore i7-12700KFで、Windows10のセミオーダー品にする。Wi-FiやBluetoothなど余計なものは付けない。メモリは32G。グラフィックボードをGeforce RTX3060Ti 8GBで我慢しておく。メモリやグラフィックボードやマザーボードやCPUクーラーや電源とかの相性は全く知識がないのでそこはセミオーダー品の良心を信じるしかない。
用途によってパワーが必要になればメモリの増設、グラフィックボードのアップグレード等を将来の楽しみに。今まで使っているHDDやSSDも空いているところに挿せそうだから移行も楽かも。そのあたりはタワー型の利点。モニターやキーボード等も今の使っているものをそのまま使えるので、資金をPCパワーに全振りできたようで、これで良かったのだと納得できた。(逆にモニターもキーボードも無い状態だったらiMacにしていたかも。。。)

「WindowsもMacも使えます」って言いたい
個人的にはMacのほうが使いやすいと思っている。今回調べてみて、比べて感じたのは、Macの総合的な満足度の高さ。オールインワン。全部のせ。なんでもできるけど、なにか?みたいな完成度。(逆に、M1Macは後にパーツを交換してアップグレードする楽しみが無い。買った当初がMax性能という悲しさがあるとも言える。)改めてM1Macの凄さを思い知った。私用として自分で買うならMacにしたでしょう。しかし、このインクジェットデータ作成用PCがMacになったとしたら、工場内ではほとんどWindowsを操作することがなくなってしまう(業界的にも昔からMacなので、工場ではMacしか使えない人がほとんど)。せっかく今のインクジェットでWindowsにも慣れたのだから、高性能なWindows機があってもいいかと。「WindowsもMacも使ってます」って言えたほうがカッコイイかと思って。へへへ。今回調べたことも製版のMacを更新するときに役立つはず。M1Macはその時までのお楽しみ。

耐久性が心配だけど
今回のリサーチで少なくとも数字上ではMacを超える性能のマシンを選択することができた。しかし、Core i7-12700KFはミドルクラスのCPUらしく、性能の割りに価格がリーズナブル。その割安さが耐久性に影響しないことを祈りたい。12世代は発熱がすごいっていうし。そのトップスピードがいつまで出せるのか。。。それはまた今度の機会にブログで報告できたらと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。

また内容に不備がございましたらコメント等でご指摘ご教授いただけると嬉しいです。

Windowsにするの?Macにするの?どっちなの?~CPU比較(2022年2月時点)~intelCPUを世代で選ぶ~WindowsでM1Mac以上を目指してみる〜資金をPCパワーに全振りするならWindowsなのか」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: MacBook Pro mid 2012をSSD化+光学ドライブにHDDを移設~起動からweb閲覧や文字入力程度ならサックサク~動画編集は最新版アプリはインストールできたものの、プレビュー表示がコマ落ちしすぎ

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