(BTOとは、「Build To Order」の頭文字をとった略称で、受注生産を意味します。)
インクジェットのデータ作成用PCとして、画像処理に特化した構成とスペックで注文し購入していたPC。
システムやアプリケーションで使用するディスクとしてSSDは搭載していたが、
今回はデータ保管用(インクジェットのプリンターのPCがここのデータにアクセスしプリントデータを読み込む)のHDDをSSDへと換装したいと思った。
保管用のディスクには画像データが大量にある。そのため大容量のディスクが必要で、購入当時はまだ大容量のSSDが高価だったため、しかたなくHDDにしていた。しかし、今はだいぶ安くなっていたので換装へと至った。
まずは、接続方法を選ぶため、PCの蓋を開けてみる。
(冒頭画像)
・・・めちゃくちゃでよくわからない。
購入当時に保管していたマニュアルの冊子が出てきた。
英語でよくわからないが、マザーボードの図を発見。
これを元に、何がどこに接続しているか確認すると↓の画像のようになる。
接続方法は2つ。
SATA3かPCIeか。
システムで使用している元々入っているSSDはSATA接続である。
SATAだと電源ケーブルを引っ張ってくるのが大変そう。メモリの右隣の束が電源なのだが、そこから引っ張るのは不細工だ。そもそもMac Proと比べると本当に不細工だ。
(参考までにMac Proのグラフィックボード交換風景とCPUアップグレード風景を御覧ください。)
.
.
.
PCIe接続にしたい。
PCIeもグレードがあって、上のものだとスピードが早くなるらしい。
このPCの場合、PCI Express3.0はGPUが使用していて、残念がならPCIe×1スロットしか空いていない。
(このPCの購入時「このスペックでこの価格?!お得じゃん!!」と安易に考えてしまった。性能には不満はないですが、拡張性も考慮すべきだったかな。。。)
×1の場合はSATA3接続とスピードが変わらない。
(HDDの場合はSATA3の最大速度を出せない。SSDなら最大速度を出せるのでそこの差は非常に大きい。)
変わらないとしても、電源ケーブルやSATAケーブルを引っ張らなくていいので見た目的にはこちらがいい。
というわけで、以下を用意。
下が1TBのSSD。上がPCIeスロットに接続するアダプター。
付属のネジで合体。
空いてるスロットへ挿入。
フォーマットを経てデータをコピー。
今回は単純なデータのみのコピーなので楽。
(これがシステムディスクになると、完全なコピー(特別なソフトウェアなどの認証ごとのコピー)をとって起動ディスクを変更する作業が必要)
新旧のディスクを並べて確認。
データ量もファイル数も一致したのでコピー成功。
この作業当時で7年目のインクジェットプリント用データが合計で184G。
意外と少ないのね。。。
.
.
.
Macだと型番が限られているので所謂「やってみた」的な解説資料がたくさんあるのですが、今回のようなBTOのPCだと検索しても具体的な方法が出てこないのです。
だから、まずはスペックを調べて、接続方法の種類を調べて、その中から出来そうなことを選択していく。。。
まとめると、
マザーボードのスペックを調べて空いている接続端子を確認。
それに見合ったSSDを購入。
容量は用途によって使い分けると良い。
となりますな。
.
接続作業自体はとても簡単ですが、SSDやアダプターの選定(無駄な買い物はしたくないので)や、完全なディスクのコピーができたかの確認に時間がかかると。
.
.
余談ですが、つくづくMac Proはすごいなと。
だってMac Pro2010でもPCIe接続でM.2のSSDが使えるんですよ。
ちなみにM.2のSSDとは、簡単に言うと爆早SSDです。
こちらはまだ高価なので、Mac Pro2010には導入できてないですけど。
これをやったら本当に最後の究極のアップグレードですな。
ピンバック: マックのトラックパッドでブラウザの「戻る」は3本指にすると便利〜ノーマル設定で使いにくいと思っても諦めないで! | Shoeisilk Factory Report prepared by Sakurai
ピンバック: MacBookのトラックパッドでブラウザの「戻る」は3本指にすると便利〜ノーマル設定で使いにくいと思っても諦めないで! | Shoeisilk Factory Report prepared by Sakurai
ピンバック: MacBookのトラックパッドでブラウザの「戻る」は3本指にすると便利〜ノーマル設定で使いにくいと思っても諦めないで! | 松栄シルク工場報 Shoeisilk Factory Report prepared by Sakurai