
材料
にんにく2片くらい(お好みで)
唐辛子一本
オリーブオイル 適量
パスタ
塩(パスタを茹でる用)
お湯(パスタを茹でる用)
バター
粉チーズ
醤油
緑茶の出がらし
簡単に言うとペペロンチーノに出がらしを入れるだけ。ほのかな苦味がにんにくの尖った味をまとめてくれているような気がして美味しい。
お時間有りましたら続きを御覧ください。
最近緑茶をよく飲むようになったので、出がらしの有効活用をいろいろと試しています。
そのなかでも気に入ったレシピがこちら。
出がらしペペロンチーノ。
ペペロンチーノに出がらしを入れただけなのですが、それが意外とうまかったのです。
お茶の苦味が飛び出ることもなく、隠し味の醤油との和風系の相性も良く、にんにくのパンチ力をちょうどよく包摂し、最後まで爽やかに食べきることができます。
作り方
パスタを茹でる用のお湯を沸かしておく。塩を適量いれる。後の工程で、茹で汁をフライパンに投入するので、しょっぱすぎない程度にしておく。お湯の味見をしておき、塩味のレベルをなんとなく舌に記憶しておく。このときの塩味具合で、後でフライパンに入れる茹で汁の量を調節する。
パスタを茹で始める。
フライパンにオリーブオイルを適量。(ダラダラダラ~~~くらい)
にんにく、唐辛子をいれ、弱火でじっくり香りを出す。
にんにくが焦げないように注意。火加減を上げすぎてにんにくが焦げそうだったら火を止めちゃって、にんにくだけ取り出しておくと良い。
(パスタを茹でるお湯を沸かし始めるときに、オリーブオイルとにんにくと唐辛子のフライパンに最弱火で火をつけ始めるといいかも。あとはパスタの茹で上がり時間との調整で。茹で上がり時間とにんにくの焦がし具合と乳化の時間を考えながら左右のコンロの火力を調整しているときは、DJになった気分で!茹・焦・乳がピッタリハマるとフロア(自分)がブチ上がります!)
パスタが茹で上がる1,2分前くらいに、茹で汁をフライパンに入れる。お玉1杯程度。茹で汁の塩味でこのパスタの塩みが決まる。(しょっぱすぎると食べられないので、足りなかったら塩をあとから入れても良い)。
フライパンでオリーブオイルと茹で汁をグツグツさせて乳化を促進する。
ボールにバター10g程度いれる。そこに茹で上がったパスタを入れて混ぜる。混ぜるながら、粉チーズをお好みで入れ混ぜる。(パスタを入れる前にボールに粉チーズを入れてしまうと、パスタの熱で溶けた粉チーズがボールにへばりつきもったいないので、バターと混ぜてる途中に粉チーズがを入れると良い)
混ざったら、オリーブオイルと茹で汁がグツグツしているフライパンに、パスタを入れる。
引き続き適当にグツグツさせて水気を飛ばし&パスタに吸わせ、好みの水分量にする。
ここで出がらしの茶葉を入れる。
火が通り過ぎないように軽く混ぜて、醤油を一回しかける。
さいごにササッと強火であおり、醤油の香ばしさを引き出して完成!

見た目ジェノベーゼっぽい!!
(茹でたパスタを一旦ボールでバターと粉チーズに混ぜる方法は、どなたか忘れましたが、Twitterで見かけまして真似させていただきました。これ最高です。ナポリタンとかにも応用するとまた美味しくなります。)
ペペロンチーノに出がらしを放り込んだだけなんですが、にんにくと唐辛子のパンチ力、食べ続けると感じてくるオリーブオイルのクドさ等を、出がらしの食感と僅かな苦味が優しくまとめてくれているような気がする!
もともと「ペペロンチーノに醤油を入れると美味い」的なライフハックは昔からありましたね。なので、緑茶の出がらしは和風な調味料とも相性がいいので、美味しくできたのではないかと。。。
緑茶の種類、産地、出がらし度(何煎淹れたか)でも味が変わりそうですね。
またペペロンチーノの奥が深く、そのスタイルは様々。オリーブオイルの種類や量、にんにくの切り方と量、焦がし具合、乳化具合、塩み、等々、それぞれの「俺(私)のペペロンチーノ」で好みを追求するのも面白いですな。
ビール片手に、音楽でもかけながら。
ぜひオススメです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
また、その他の出がらしレシピの記事もありますので、お読みいただけると嬉しいです。