「レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード」のジョニ・ーデップ以来の興奮!!~映画「カメラを止めるな!」について工場作業員が思ったこと

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週末に話題の映画を観てきました。

この祭りに参加できた関係者の方々が羨ましい!!!!!!!

というのが率直な感想です。

(些細なことでもネタバレになる可能性のある映画なので、ここから先はご了承の上御覧ください。)

 

映画「カメラを止めるな!」の紹介は、他に沢山語られているので、そちらをご覧になっていただいて、でもまだこの映画を観ていない人は、それすらも見ないほうが良くて、というか、タイトルやポスターすらも知らずに観たほうが、何も考えずに映画を観たほうがいいので、この時点でも、映画を観に行こうか迷っている方は、可及的速やかにブラウザを閉じ、端末の電源を安全に切り落とし、劇場に向かうべきです。

劇場に向かう道すがらも、行き交う人の会話から内容を連想させるようなセンテンスが混じってくるかも知れないので、イヤホンを装着し、全く関係ないラジオを、例えば文化放送ライオンズナイターかなんかを周囲の会話が聞こえない程度の音量で聞きながら、むしろ、あれ?ライオンズ、首位の座が危うくなってきてない?くらい、埼玉西武ライオンズと北海道日本ハムファイターズの直接対決のほうが気になるくらいにワザと文化放送に聞き入る演技を、映画の予告編が始まって、本編が始まるギリギリまで続けるべきです。

 

 

 

────前置きが長くなりましたが、つまり、この映画はとても面白くて素晴らしくて、さらには嬉しいことに印象的なTシャツがいろいろ出てくるので、Tシャツプリント屋としてはやはりそこが刺さってきてしまい、その偏った個人的な見解を少し述べさせていただこうと思うのであります。

 

 

 

私が思うに、”着たくなるTシャツ”というのは、大雑把にいうと、2種類くらいに分類できると思うのです。

 

ひとつは、自分のアイデンティティというか趣味嗜好を体現しているもの。

これの難しいというか面倒くさいところは、他人と同じようなTシャツは着たくない!自分からペラペラと自分の趣味嗜好を語りはしないけど、分かる人には気付いて欲しい!だけど!同じTシャツを着ていたらそれはそれで嬉しい!!

と、いうような面倒くさくて可愛らしい心理が働いているもの。会場限定!とか、コラボ!とか、古着屋でたまたま見つけたものや、カリスマ的なアパレルブランドのものなどがソレにあたるかな、と。

 

 

2つ目は、仲間意識を付帯したTシャツ。テンションを上げるために作った揃いのTシャツ。ある時代の若者がライオンマークのラグランに憧れたように、ある団体に入ることでしか着れないTシャツ。

揃いのものを身に纏うことによって昂ぶる高揚感と一体感と疾走感!!!

 

今回観た映画では両方出てくるのです。

劇中のある人物が最初は1つ目に挙げた、アイデンティティ系のTシャツを着ているのですが、ある瞬間から2つ目に挙げたテンション系のTシャツに着替えるのです。

このカタルシスたるや!!!

ああ!Tシャツよ!なぜあなたはこんなにも人の心を掴むのか!!

(注:心を掴んでいるのは映画「カメラを止めるな!」です。)

 

 

このテンション系Tシャツは映画グッズとして劇場でも販売しているようですが、これが爆売れで、入荷即完売の連続だとか。

 

そう。この映画を観ると、このTシャツが欲しくなる。

無性にこのTシャツを着て、自分もあの祭りに参加して一緒に駆け抜けたくなる!!

(映画自体、緻密に計算された脚本に、鍛錬を重ねたチームワークとやけくそ感が奇跡を起こしている感じなので、このTシャツの爆売れ具合も計算されていたら尚凄い!!)

 

 

このTシャツもきっとどこかのプリント屋さんが携わっているはずで、それが羨ましくて羨ましくてしょうがない。

今まで、他社様、他工場様を、技術的に凄い!と尊敬したことは数々あります。自分の好きなアーティストのTシャツを作成している他社様を、羨ましいというより、シンプルにそのTシャツが欲しいな。と思い、逆に、仕事抜きでファンとしての立場で購入できるという思考に至ったり…。

もちろん、自分が好きなアーティストのTシャツに関われたことも多々あり、そのたびにウットリすることや(もちろん守秘義務により口外はしない)、フェス系のTシャツも携わるので、祭りの高揚感も感じることはできていて、ましてや今の時期の繁忙期では毎日が疾走感で包まれています。

(余談ですが“Tシャツプリント屋あるある”として、販売会場で商品として展示されているTシャツは、工場で見るより数倍カッコよく見える…。というものがあります。)

 

ただしかし、これほどまでに、「自分もあのTシャツが着たい!!」と思わせる作品にTシャツプリント屋として関われた方々が本当に羨ましいのです。

(試しに、「カメラを止めるな Tシャツ」で検索してみてください。着たくなる、欲しくなる、という声が沢山ヒットします。)

 

今ごろ、初回発注からは想像も出来ない数のリピートに次ぐリピートの発注が舞い込んで嬉しい悲鳴となっていることでしょう。

 

Tシャツの効果というか、魅力というか、感染力が体現された(という見方もできる)映画で、

とにかく、素晴らしい作品でした。

また観たいなぁ。

誰かに喋りたいなぁ。

 

 

こんなに劇中のTシャツに興奮したのは、「レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード」(2003年、ロバート・ロドリゲス監督、アントニオ・バンデラス主演)で、ジョニー・デップが劇中で着ていたCIATシャツ以来(ジョニー・デップはCIA捜査官役)!!

 

 

 

 

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