この写真は、自宅の僕の部屋の本棚です。
漫画、小説、実用書、エッセイ、ノンフィクション、演劇のパンフレット、ルーターの空き箱、赤い顔料インク、シャア専用ザクのプラモデル、などと何の脈絡もないですね。
本棚を見ると性格がわかる?
https://m.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/q1174424426?__ysp=5pys5qOaIOaAp%2BagvA%3D%3D
いろんな意見がありますな。
さらに
女性に聞く「男性の本棚にあると好感度が高い本」
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/10099294/
なるほど〜
ということは、もはや性格も性癖も丸裸に晒していることになりますね。
これ以上の自己紹介はないでしょう。
但し、幻滅した場合は本人にはバレないようにしてくださいね!
さて、そんな中から今回はこの一冊をお勧めさせていただきます。
「カイエソバージュⅢ 愛と経済のロゴス」中沢新一著
十数年前に、中沢新一にハマっている時期がありました。ハマったと言っても、ほんの数冊読んだだけですけどね。
中沢新一は人類学者とか宗教学者とか呼ばれてる人で、現在はよくわからないところに行ってしまわれました。
きっかけは、大学時代の後輩から「タモリを観に行きましょう」と誘われて行ってみたら、それが「はじめての中沢新一〜アースダイバーから芸術人類学へ」というほぼ日刊イトイ新聞のイベントでした。
https://www.1101.com/nakazawa/index2.html
(↑興味のある方は是非どうぞ)
このイベントで人生ではじめての目から鱗ボロボロ状態を経験し、その勢いでカイエソバージュ全5巻を買い揃えました。
特に当時の僕は、歳は20台前半で、ホテルのバーでバイト時代。バーのお客さんは有名企業の社員ばかり…。仕事とは?お金とは?何なんだ!!と青臭く憤りを感じていた時期だったので、そんな若造から一歩成長させてくれた本でした。
経済書のように現在の経済の仕組みが書いてあるわけではないんです。
農業から始まって、「価値の増殖」をキーワードに、もともと経済、貨幣、富とは何から生まれてきたのかを解説してくれています。
特に、キリスト教の経済とイスラム教の経済の話はゾクゾクしたものです。
さらに愛情の仕組みまで話が及ぶのですが、それが図解で説明されると、経済の仕組みと重なる部分が出てきたり…。
…..と、ここまで書いたものの、僕の記憶の範疇で書いているので、本書の内容とは違うかもしれません。
また読み直してみようっと。