前回の記事で理想的なお父さんになることに成功したはずの私は、帰路につくころにはすっかり疲れていた。
子供の遊びに付き合って疲れたのではなく、
飲み疲れていた。
良い父親になりたい。
普段、私が帰宅する頃には子供は寝ていて、遊んであげることもできないので、休日くらいは何かしてあげたい。
家族の役に立つ男になりたい。
家事も育児も妻に任せっきりで、平日は全く私は戦力になっていないので、せめて私の休日くらいは、妻を育児ストレスから解放してあげたい。
良い夫でもありたいのだ。
本当は、良い父親を演じることによってモテたい。