混同されがちなダブルトーンと2色分解の違いについてかるくまとめてみました。
シルクスクリーンではダブルトーンをよく使います。
特にTシャツへのシルクスクリーンプリントは網点で表現できる%が非常に限られてしまいます。それをカバーするために、墨1色より、グレーと墨に分ける事によって、表現が豊かになります。特に、人物の肌とかに有効の場合が多いです。
(もちろん逆にコントラストを強めたり、表現の幅を狭めて、よりTシャツらしいインパクトの有るデザインにする場合も多いです。)
2色分解は、色数を絞る、もしくは、意外な色の組み合わせを楽しむために使われる場合が多いと思います。
2色で刷るという点では同じなので、プリントするだけの人はあまり違いがわからないかもしれませんが、データの成り立ちが違うので、ご興味の有る方はお付き合いください。