IllustratorのGPUパフォーマンス。
必要あるのかな?
なんて思っていたのも過去の話で、アニメーションズーム(フォトショップの様なリアルタイムなズーム)にすっかり慣れてしまった頃。
ある入稿データで描画が欠けている箇所が発見されました。
MacでもWindowsでも症状が出る。。。
MacでもWindowsでも出ないマシンもある。。。
これは。。。。どうしたことでしょう?
「描画」としているのは、アウトライン表示にすると、パスはしっかりと存在しています。
しかし、表示されている形が、なんか違う。。。
詳しく階層を掘って構造を確認していくと、どうやら複合パスの描画で起こっているようで。。。
ワープとか効果的なエフェクトではなく、なんか、不自然に欠けている。。。
なんでかな?と思っていて、なんとなく、モニターへの描画が変なのだから、GPUなのかな?思って、設定からGPUパフォーマンスをオフにしてみる。
すると、正常に表示されました。
こうなってみると、GPUパフォーマンスって一体なんの役に立っているのか、やっぱりメリットがわからないなぁ。
。。。って考えいたんですけど、アニメーションズームにいつのまにか慣れた自分は、昔ながらのIllustratorズーム(範囲を囲った部分が拡大されるアレ)に戻ってみるとこれがやりづらくてやりづらくて。。。
検索するとGPU関係のエラーが多く出てくるので、不安定な要素なんでしょうね。。。
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ともかく、描画が欠けるなどの症状でお困りの方、一度GPUパフォーマンスを疑ってみてください。
↓アドビのヘルプ(なんでか2015版)
https://helpx.adobe.com/jp/illustrator/kb/gpu-performance-preview-improvements.html