Mac Pro Mid 2010のCPUをアップグレード~Illustratorにはコアの数よりもクロック数を重視したほうが良いらしい。

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Mac Pro Mid 2010のCPUを交換してアップグレードしてみました。

これがまた意外と簡単にできました。

本当に物理的に交換するだけ。(何かをインストールしたり、認証手続きなど必要ない)

もっと早くやればよかった。

 

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今では貴重なタワー型Mac Pro。

アルミボディに規則的なパンチングが美しいこともありますが、なによりその拡張性やメンテナンス性にはまだまだ利点があるので、使い続けたい。

今まで、SSD化、メモリ増設、グラフィックボードアップグレードとやってきましたが、いよいよ最後のパワーアップ。

CPU(プロセッサ)のアップグレードです。

Appleのサポートも切れているので、やれることはやっちゃいます。

 

 

交換前の構成(上の画像参照)。

・プロセッサは2.4GHz Quad-Core Intel Xeonのデュアルプロセッサ(CPUが2個、クアッド=4コア×2で合計8コア)

・メモリが1066MHzが26GB(なんて半端な数字なんでしょう…)

 

これを3.33GHz×2の12コアに交換します。

 

 

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交換キット。必要な道具が全て入っていて交換マニュアル付き。

CPUを交換すると、動作するメモリのMHzが変わるので、1333MHzのメモリを8G×8個も同時に購入。

 

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横に倒したほうが作業し易い。ああシンプルで美しい中身。

(余談ですが、この前Windowsのタワー型マシンを開けてSSD 化したのですが、その中身がコードや基盤があっちこっち伸びててとても作業がし難かったのです。比べるとホントこのMac Proっていいなぁ。昔、スティーブ・ジョブズが、「メンテナンスで開けた時の姿も美しくしやがれ!」と厳命していたらしいですYo…。)

 

 

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下の左右のレバーを引き上げると、

 

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プロセッサとメモリのユニットが外れます。

 

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取り出せました。

迫りくる2つの直方体が、プロセッサの熱を放熱するヒートスプレッダ。

 

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マニュアル見ながら作業。

4つの六角で止まっている。たすき掛けの順番で少しずつ緩めて外す。意外と長い六角ボルトなので、四箇所均等に緩めていかないと、うまく外れない。

 

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二つ目も外れた。

左手前、右奥に4枚ずつ並んでいるのがメモリ。

 

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メモリも交換するので、すべて外して、意外と汚れていたので掃除機で吸う。

 

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ついにプロセッサを

 

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カバーを外すと簡単に取れます。

(プロセッサとヒートスプレッダ裏面にガビガビ付着しているのは、熱伝導剤)

 

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この大きさの物体にしては意外と重い。

 

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裏面。ここで接続されているので、触らない。

 

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プロセッサをハメるところの凸部分とプロセッサの基盤の切り欠き(凹)部分を合わせないとハマらないので注意。

カバーを付ける。

 

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付属のアルコールシートで古い熱伝導剤を拭き取る。するりと落ちる。

 

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プロセッサ表面に付属の熱伝導剤を塗って、

 

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付属のヘラで均等に伸ばす。

 

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ヒートスプレッダを取り付ける。

(このヒートスプレッダの取り外しと取り付けがちょっとやり辛い。深い穴のなかに六角レンチを入れて、底にあるボルトに合わせるのが、うまくいかない時がある。ボルトにハマってるか、どれくらい緩めた(締めた)かが分かり辛い…。って、苦労という苦労ではないですが。)

 

 

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新しいメモリを8枚装着。これで作業完了。

本体に戻して起動するだけ。

 

 

電源ボタンを押してしばらく待つと、画面真っ白!!!そのまま動かず…。

 

う、うそだろ?

 

気を取り直して、電源ボタン長押しで電源切って、再度、起動!!

 

 

すると、リンゴマークが出て無事起動!!!!!やったー!

 

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3.33 GHz 6-Core Intel Xeon(ジーオンって読みます)×2個!!

無事に認識されてます!

 

 

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1333MHzの8GB×8枚

メモリもバッチリ64GB!!

 

これで実際作業してもらって、どのくらいの変化があったかこれから検証していきたいと思います。

 

なぜMac Pro2010を使い続けるかというと、

黒いゴミ箱型のMac Proも稼働していて、今の所両方共最新のOSと最新のAdobeCCにしているんですが、なんというか、ちょっとフィーリングが違うらしいんですよ。

相性というか、愛着というか、僅かな違いがあるらしく、できればMac Pro2010も使い続けたいとのこと。

デジタルな世界にも職人の感覚があるんですね。

 

(iMac Proはスペックをみるとたしかに凄いですが、あの密閉感というか、自分ではメンテナンスできない感が不安で不安で…。開発中と噂のモジュール型Mac Proが早く見たい!!)

 


《追記》

アップグレードキットはMac Apple 専門店 Vintage Computer様で購入させていただきました。

換装手順もVintage Computer様のブログ、動画等を参考にさせていただきました。

ありがとうございました。

Mac Pro Mid 2010のCPUをアップグレード~Illustratorにはコアの数よりもクロック数を重視したほうが良いらしい。」への11件のフィードバック

  1. ピンバック: 新しいMac miniは戦闘力十分!!~Illustratorに最適なMacはどれだ!の続編 | Shoeisilk Factory Report prepared by Sakurai

  2. いつも拝見させて頂いています、オカダど言います。
    すいませんがお聞きしたくて、コメントします。メモリをマックスまで増設した後の使い心地の変化はいかがでしょうか?
    お時間のある時にコメントして頂けると参考にしたいです。
    当方もMac pro 2010で色々していますが、メモリは4×8ですので検討しています。突然ですが、よろしくお願いします。

    いいね: 1人

    • オカダさま
      コメントありがとうございます。
      結論から書きますと、劇的な変化はあまりない。ということのようです。
      ファイルの保存のスピード、IllustratorからPSDデータへの書き出し、が早くなったと感じるくらいで。。。
      というのも、このMac Pro2010の仕事内容がほぼIllustratorで完結し、たまにPhotoshopも使うくらいだからかもしれません。
      同時に起動しているアプリケーションも、Chrome、メール、Safariくらいで。。。
      書き出しや保存が早くなったのは、メモリの量というよりも、CPUのアップデートに伴い速度が1066MHz→1333MHzのものに変わったからでしょうか。
      (アクティビティモニタ等で検証したわけではないので、メモリの使用状況などの詳しい比較はできていません。)
      やはりメモリの量の恩恵を感じるのは映像系のアプリや、そのデータをレンダリングなどしているときなのかな?と思ったりしています。(映像系のアプリは使ったことないので検証はしていませんが。)
      でも、可愛いMac Pro2010にできるだけのことはしてあげたいと思い、メモリマックスでいったれ!となったわけです。もしかしたら、これから大量のメモリが必要な作業も出てくるかもしれないですし!安心料みたいなもので。
      あと、してあげられることと言えば、SSDをより早いものに換装するくらいでしょうか。。。
      以上、参考になれば幸いです。

      いいね

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  5. このPageに刺激されて僕は・2 x 3.46 GHz 6-Core Intel Xeonに交換
     想像以上に簡単でした。ここの情報のおかげです。ありがとうございました。

    いいね

    • コメントありがとうございます。
      換装おめでとうございます。お役に立てて光栄です。
      このMac Proのメインの使用がIllustratorなので、Jayline357様の3.46GHzが羨ましいです。
      私の情報源はこの換装キットを販売しているVintage Computer様です。このMac Proを使い続けられるのは本当にありがたいですよね。感謝です。
      ところで、新しいMac Proは、ちょっと、、、アレですよね。。。。。

      いいね

      • 通称「ゴミ箱Mac」にしようと考えましたが、上記のMac を・・・さらに、グレードアップ・Amazon で偶然見つけたNVIDIA GeForce GTX 980 Ti 6144 MBFor Macが…新同でAmzonから直配送・即買い。これは、すごいです。何が?・Adobe CC 2018 の全てがメタル対応でき簡単に設定・処理速度が…..わーです。
        速く敏速・CUDA Driverがいらなくなりました。ぜひ、4メモリGB以上のGPU を見つけて取り付けてみてください。明日からもう一台2010MacProを同スペックにする作業にかかります。
        PS・現在のMacPro…BATACOM 時代に比べれは安価でありますが、景気も悪くケーキ一つしか食べれない時代なので、足も出ません。

        いいね: 1人

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